介護タクシーの依頼がある場面とは?
介護タクシーの依頼のある場面とは?
今このページをご覧いただいているということは、介護タクシーという事業を見つけ、このページに飛んできてくれた方は、
・脱サラして介護タクシー事業を始めてみようかなぁ
・副業で介護タクシー事業を始めてみようかなぁ
という方が多いのではないでしょうか?
そもそもタクシーでさえ数が足りずに、ライドシェアが解禁されました。
身体の不自由な方のために自由に行き先が指定できる介護タクシーもまだまだ数が足りないと言われています。
高齢社会の日本では、介護タクシーは今後需要がますます増えていくと言われています。
「いやいや、そんなこと言っているけど、どこに需要があるか具体的に言ってほしい!」
そんな方のために、介護タクシーがどう言った場面でお役に立てるかご紹介いたします。
結論:介護タクシーの需要がある場所やお客様を知ることができます
Contents
【はじめに】介護タクシーの乗客に当てはまる人
介護タクシーの利用対象者は、主に以下のような方々です
- 要支援者
- 要介護者
- 障がい者
- 公共交通機関の利用が困難な方々
など
ちなみに介護タクシーは通りで手を挙げて待っている乗客を拾うことはできません。
乗車の際には必ず営業所に電話して予約を行う必要があります。
一般のタクシーと比べると、乗客が限定されますが、
逆に言うと、一般のタクシーでは上記のお客様を対応することは難しいため、介護タクシーの業務はほぼ独占業務として対応が可能であり、尚且つ、お客様にとっても、介護タクシーの対応が良ければリピート客にもなってくれます。
そのようなメリットのある介護タクシーですが、どういったお客様に需要があるのでしょうか?
①利用者本人からの依頼
・ご自身では運転ができない
・車椅子のため、タクシーに乗ることが難しい
・歩行に自信がないので、運転手に介助してほしい
と言ったご要望にお応えするのが介護タクシーです。
当然ではありますが、利用者本人からの依頼が多く占めるでしょう。
行き先は様々で、
病院、デパート、ショッピングセンター、イベント施設など
自由に選択して移動ができるのも介護タクシーのメリットです。
(介護保険タクシーの場合、ケアプラン内で行き先など決めていないと利用できない)
②利用者のご家族からの依頼
利用者のご家族からのご依頼もあります。
これは、介護タクシーの場合、ご家族や付添人も同乗できるため、
・一緒に病院に行く
・一緒に野球観戦しに行く
・一緒に旅行に行く
など様々な要望に応えることが可能です。
介護タクシーと違って、介護保険タクシーの場合、ご家族や付添人は付添人は同乗出来ない決まりとなっていますので、その点の融通がきくのも、介護タクシーのメリットではないでしょうか
③病院からの依頼
ポイント:利用者側だけでなく、病院側からも需要あり
イメージが一番しやすいのが、病院への送り迎えではないでしょうか?
通院は必要だけど、一人じゃ通院できない人のために、介護タクシーを利用したいというお客様は多くいらっしゃいます。
逆に病院側からの依頼も少なくありません。
例えば、
救急車でいらっしゃった利用者の治療が終わったので、その帰りタクシーとして、介護タクシーを呼ぶ。
など、一般の利用者側だけでなく、病院側からの依頼もあります。
④介護施設からの依頼
ポイント:介護施設の無料送迎車で病院の送迎は不可
介護施設の場合には、介護施設側から依頼が来ることが多いでしょう。
あれ?介護施設って送迎車あるから介護タクシーの利用は特に必要ないですよね?
と思われた方もいらっしゃると思いますが、実は間違っています。
確かにデイサービスのサービスの一環として介護施設の職員が自宅から介護施設まで、送迎してくれるサービスがあります。
これらは「自宅」⇆「施設」の送迎だからこそ、白ナンバーの施設送迎車で対応することが可能になっています。
逆に言うと、「施設」⇆「病院」への送迎は、白ナンバーの施設送迎車では行うことができません。
したがって、病院などへの送迎が必要な場合には、外部の緑ナンバー介護タクシー事業者の利用が必要になります。
このように、施設内で送迎車が充実していても、緑ナンバーの介護タクシー事業者が必要とされる場合があるため、介護施設からの需要も一定数あると考えられるのです。
⑤ケアマネージャーからの依頼
ポイント:ケアマネージャーは要介護者からの外出の相談を受けやすい
ケアマネージャーは、高齢者や障がい者などの支援を行う専門家です。
ケアマネージャーは個々の利用者のニーズを評価し、適切なサービスを提案し、利用者とその家族が最適な支援を受けられるように支援します。
介護保険制度の下では、ケアプランの作成やサービスの調整、利用者の状況のモニタリングなどを担当します。
ケアプラン内で外出を考える場合には、介護保険の対象となるため、「介護保険タクシー」を利用する方が、一般的ですが、ケアプラン外で外出を考えられる利用者も数多くいらっしゃいます。
その際に、ケアマネージャーから介護タクシーの依頼が来ることも少なくありません。
⑥障がい者支援施設からの依頼
障がい者施設も、介護タクシーという名前では忘れがちですが、非常にニーズがあります。
障がい者のためのヘルパーステーション(居宅介護事業)、通所施設、入所施設もあり、ケアマネージャーに相当する支援相談員もいます。
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